英会話レッスンで小学生が歌わない…楽しく参加させる方法とは?

レッスンのコツ
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幼児の頃はあんなに英会話レッスン中に可愛らしく歌って踊ってくれていたのに、小学生になると「嫌だ、やらない」と断られることがしばしば・・・。

個人差はありますが、だいたい小学校3年生くらいから歌に対して乗り気じゃなくなってきます。

成長を感じるけど寂しい…。。

生徒たちのシーンとした空気の中、講師1人だけがノリノリで体を動かすのってちょっとメンタルやられますよね(笑)

しかし!!

ある工夫をすると、微動だにしなかった小学生たちが、体を動かしながら英語歌に参加してくれるようになります!

今回は、歌に乗り気じゃない小学生を乗せて楽しく英語歌に参加してもらう方法をご紹介します。

なぜ生徒たちは歌いたがらないのか?その理由とは?

まずは、なぜ生徒たちは英語歌を歌いたがらないのか、を観察してみることから始めてみるといいと思います。

生徒によって理由は様々あるかと思いますが、よくあるのが、

恥ずかしいから…

という理由だと思います。

幼児の時には大きな声で歌ってくれていた子供でも、小学生にもなると恥ずかしさが出てきますからね。

しかも他の生徒もいる場所で歌う、というのはかなりハードルが高いと思います。

大人でもいきなり人前で歌うとなると、ちょっと度胸が要りますよね。

でも、英語歌を歌うなんて恥ずかしい…と感じている小学生が楽しく歌うようになる方法があれば講師も助かりますよね?

次でその方法を詳しく解説していきます。

小学生を英語歌に参加させるには?楽しく歌ってもらう方法!

それまでテンション高くレッスンに参加していた生徒たちが、歌のパートになると一気に

シーーーン・・・

そして講師1人だけがノリノリで盛り上げようとするけど誰も乗ってこず終了。

・・・何かの修行か?ってくらい辛い・・・(笑)

しかし、そんなクールな生徒たちでも楽しみながら英語歌に参加させることができます!

特定の単語が出てきた時のジェスチャーを決める

まず、歌の中に出てくる単語3つくらいをピックアップします。

そしてそのピックアップした単語が歌に出てきたら、決められたジェスチャーをする!というものです。

ちょっと想像しづらいと思うので、例えを挙げて詳しく説明しますね!

たとえば、小学校英語で使えそうなこちらのビートルズの曲「Hello Goodbye」↓

この歌には「say」「hello」「goodbye」の3つの単語がめちゃくちゃ出てきますよね。

なので、これらの単語が聞こえた時(歌詞が見えるなら見えた時)に決まったジェスチャーをするようにすると、生徒たちがゲーム感覚で参加してくれるようになります!

どんなジェスチャーをさせれば良いかのかというと、私だったら、

  • say … clap (手をたたく)
  • hello … wave your hand(手を振る)
  • goodbye … jump (ジャンプする)

こんな感じで指示します。

sayが聞こえたら手をたたき、helloの時は手を振るジェスチャー、goodbyeはその場でジャンプ!

これ実際に曲を聴きながらやってみてください。結構忙しいですから!

生徒たちが余裕そうであれば、単語をもう1つ追加してやってみても良いですね♪

このように、特定の単語が出てきた時のジェスチャーを決めておくことによって、次のようなメリットがあります。

  1. 生徒が楽しく英語歌に参加できる(レッスンの質の向上)
  2. 単語をしっかり聞くようになる(リスニング力の向上)
  3. 歌詞が見える場合は、歌詞にも注目するようになる(リーディング力の向上)

楽しく英語歌に参加してくれるようになりますし、さらに英語力向上にも繋げることができます。

そして講師のメンタルも守られます(笑)

テキストのイラストを指さす

歌とテキストの内容を連動させるために、会社独自のオリジナル歌を提供している英会話スクールもありますよね。

もし、歌に出てくる単語のイラストがテキスト上にある場合は、そのイラストを指さす、というのもおすすめです。

新クラスが始まる4月の初めの頃などは、まだクラスに慣れてないこともあり立つことすら恥ずかしい…という生徒もいます。

そういう時は、このように座ったままできる、けどしっかり歌詞も聞いておかなければならない方法で英語歌に参加させるのが良いですよ!

リスニング力も鍛えられますし、単語の意味をきちんと理解できているかの確認にもなります。

そして慣れてきたら立ってみんなでジェスチャー!に徐々にシフトしていけば良いと思います。

英語歌で使えるジャスチャー一覧

私が今までやってきたジェスチャーをまとめました。

  • clap (手をたたく)
  • jump (ジャンプする)
  • stomp (足を踏み鳴らす)
  • touch (タッチする)
  • point (指でさす)
  • 単語の意味に沿った動き(例:eat…食べる真似)

タッチと指でさすジェスチャーは、たとえば体のパーツが出てきた時に、該当のものをタッチしたり指でさしたり、という感じでやってます。

もちろん、小学生だけでなく幼児でもできそうなら、英語力向上に繋がるので取り入れてみることをおすすめします。

他にも良いジェスチャーがあれば追記していきますね!

まとめ:ルールを決めてゲーム感覚で参加してもらおう!

以上、歌を嫌がる小学生を乗せて楽しく英語歌に触れさせる方法をご紹介しました。

この単語が聞こえたらこの動きをする!というルールをあらかじめ決めておくと、ゲーム感覚で参加してくれるようになります。

楽しく且つ英語力もつくのでとってもおすすめです!

ぜひやってみてくださいね♪

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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