幼児に英語育児をしていると、次のような悩みはありませんか?
「うちの子、なかなか英単語が覚えられないのよね~」
「子供に英単語をしっかり覚えてもらうにはどうしたら良いの?」
今回は「なかなか子供が英単語を覚えられない…」というお悩みに対して、現役子供英会話講師が効果的に英単語を覚えてもらう方法をご紹介します。
五感を使った方法でとても効果的なので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
なぜ英単語を覚えられないのか?を考える
そもそも、子供は「覚えるのも早いけど忘れるのも早い」です。
たとえば、3日間毎晩子供に、
私「What’s this?」
子供「It’s a giraffe!(キリン)」
と答えさせ、「よし、即答できるようになった!」と思っても、そこから全くGiraffeに触れず1週間後に久しぶりに聞いてみると、
私「What’s this?」
子供「・・・えーわからぁーん!」
・・・と、なることもしばしばです。(うちの娘エピソードです笑)
子供の好きな動物や食べ物だったりすると、すぐにマスターすることもありますが、特に興味があるわけでもない単語だと、正直大人でもなかなか覚えられないですよね。
しかしながら、この世の中には興味ない英単語の方がはるかに多いですよね。
では、どうしたらそんな英単語でもしっかりと覚えさせるができるでしょうか。
英単語を効果的に覚えさせる3つの方法!
まず、前提として幼児期は特に短期間での「繰り返し」学習が大切だということを念頭に置いておいてくださいね。
子供は覚えるのも早いけど忘れるのも早いですから・・・!
それを踏まえて、効果的に英単語を覚えさせる方法を3つご紹介します。
①フラッシュカード
フラッシュカードというのは、子供が視覚的に英単語を覚えるために使う「単語と絵(または写真)」が描かれたカードのことです。
次のようなアクティビティーで使用すると効果的ですよ。
- 先生(親)と生徒(子供)が向かい合って座る
- 先生がイラストの載っているカードの束を持つ
- カードを1枚1枚素早く見せながら、単語を読み上げる
イマイチ想像がつかないという方もいると思うので、実際にフラッシュカードを行っているこちらの動画をご覧ください↓(※カードはオリジナル教材です。)
※カードを持つときに、絵や文字が指で隠れないように注意!
本当の(?)フラッシュカードはもっと高速なのですが、幼児教室などの専門講師ではない限り自宅で親がやるのは難しいですよね。
というか、私もこれ以上早くできません(笑)不器用すぎて…
高速でなくても、動画と同じまたは動画よりゆっくりだとしても効果はあります!
目と耳から同時にインプットすることで、記憶に残りやすくなりますよ。
動画くらいの早さでやるときは、生徒(子供)にリピートさせながらやると効果がUPします!
子供に特に覚えて欲しい英単語がある時は、カードに書くか印刷などして、ぜひやってみてくださいね。
ちなみに、動画で使っているカードはポストカードです。100均で手に入りますよ!
②ジェスチャー
覚えさせたい英単語に関するジェスチャーをしながら単語をリピートさせる方法です。
たとえば、先程の動画の英単語をジェスチャー付で覚えさせる場合。
◆drinking(飲む)
ママ「(カップで飲む仕草をしながら)Drinking!」
子供「(同じ動きをしながら)Drinking!」
◆swimming(泳ぐ)
ママ「(平泳ぎをしながら)Swimming!」
子供「(同じ動きをしながら)Swimming!」
こんな感じです。
ちなみに「father」(お父さん)を教えたい時にウルトラマンポーズにしたら、私の年長・年中生徒たちは全員、一発で覚えました(笑)
面白いジェスチャーだと割とすぐに覚えてくれますよ!印象に残るんでしょうね。
③リアルを見せる、体験させる
①②と違ってすぐにできる方法ではないかもしれませんが、リアルを見せたり体験させるのが1番効果的です。
たとえば、リンゴを見せて「apple!」、梨を見せて「pear!」、キウイを見せて「kiwi」、全部持って見せながら「fruit!」というようなやり方です。
あとは、公園に行ってジャングルジムに登りながら「jungle gym」「climbing」。
自分が登りながら「I’m climbing the jungle gym!」(ジャングルジムに登ってるよ)とセンテンスでインプットしてあげても良いですね。
子供もカードで覚えるよりも理解が早く記憶にも残りやすいです。
なので、料理をしながら「cutting board」(まな板)や「suger」(砂糖)など料理に関する英単語を教える、なんてのも非常に効果的ですね!
まとめ:英単語は楽しみながら覚えてもらおう
いかがでしょうか。
幼児はやはり机上でのお勉強ではなく、体を動かしたり触ったりと五感を刺激しながらの方が早く覚えてくれますね。
ぜひおうちで実践していただき、たくさんインプットしてあげてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
楽しく学ぶ、が一番ですね!
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