恥ずかしがり屋の幼児に発話させるコツ4選!(子供英会話レッスン)

レッスンのコツ
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人見知りだったり恥ずかしがり屋だったりで、なかなかお話してくれない子っていますよね。

つい最近入学してきた生徒に、3歳の女の子Mちゃんがいます。

親子クラスなのですが、ママと一緒にも関わらずMちゃんはスクールに来るとすぐに下を向いて目を合わせようとしてくれない・・・

ママと教室には入ってくれますが、そこからずっと体育座りで顔を伏せて丸まった状態&無言という、究極の人見知りちゃんでした。

しかし!!

そんなMちゃんに日本語だけでなく、なんと初回から英語を発話してもらうことに成功しました…!

今回は、人見知り・恥ずかしがり屋な幼児さんに英語を話してもらうコツ4つご紹介します。

4つのコツは人見知りの子に対して私が毎回やっている方法で、今のところ成功率100%です!

人見知り・恥ずかしがり屋な生徒にレッスンで発話してもらうコツ

それでは成功率100%の、人見知り・恥ずかしがり屋な子に発話してもらうコツを具体的に紹介していきます。

レッスン前に日本語と英語を交えながらボールで遊ぶ

まず1つ目は、レッスン前に一緒にボールを転がし合って遊ぶ、ということです。

これが1番成功率を上げていると感じていて、正直これをするだけでお喋りし始めてくれる子もいます。

たとえレッスン時間の直前に来られたとしても、1分間くらいはお互いに慣れるためにボールを使ってコミュニケーションを取るようにしています。

しかし、ただ単にボールを転がし合うだけではなく、意識してやっていることが2点あります。

【1】日本語と英語を交えながら遊ぶ

「Hello!」くらいは言いますが、いきなり英語でガンガン話しかけられると、ただでさえ人見知りなのにさらに殻にこもられちゃいます。

私はまずは、日本語でたくさん話しかけるようにしています。

たとえば、

「ピンクの靴可愛いね~。先生ピンクが好きなんだけど、Mちゃんもピンクが好きなの?」

「一緒にボールで遊ぼうか!いくよ、それ~!」

という感じで、少しでも講師に慣れてもらえるようにアプローチします。

しかし日本語のみで遊ぶと、いざオールイングリッシュのレッスンが始まった時に、先生が急に英語のみになるため子供はびっくりしてしまいます。

(え、何!?誰!?みたいな反応されます…これは経験済w)

なので、「いくよ~!」と日本語で言いながら、たまに「Roll the boll!(ボール転がしてみて)」と英語で伝えるようにしてウォーミングアップのようなことをしておきます。

これをしておくと、オールイングリッシュのレッスンが始まっても、そこまで抵抗感を抱かれることがありません。

日本語と少しの英語を交えながら、一緒にボールなどのおもちゃで遊んでみてください♪

私はレッスンの中で何か困ったことがあった時は、内容にもよりますが、レッスン前の時間を有効利用することが多いかもしれません!

【2】親を巻き込む

もう1つ意識していることが、保護者である親御さんも巻き込むということです。

どう巻き込むのかというと、私のやり方はこちらです↓

  1. ボールを講師から親にパスする
  2. 親から子供にパスしてもらう

①をやる理由としては、

  • 私と親御さんが遊ぶことによって子供に安心感を与えるため
  • 親が遊び始めると、だいたいの子供は「自分も!」と参加したがるから

です。

3,4歳くらいまでの生徒さんには、親御さんを通して打ち解けるようにしています。

また、私⇔親、私⇔子供、だけでなく、②のように親⇔子供のやり取りも必ずレッスン前にやっておきます。

これをすることによって、

  • 親が一緒に遊んでくれる時間、と子供に感じてもらえる
  • レッスン内での親子のやり取りがスムーズになる

というメリットがあります。

人見知り・恥ずかしがり屋な子にお喋りしてもらおうとするなら、レッスン前から色々仕込んでおく(言い方w)と、発話してくれる可能性がUPしますよ!

保護者とたくさん会話する

親御さんとレッスン前にボールなどで遊ぶとお伝えしましたが、会話も意識してたくさんするようにしています。

レッスン前はあまり時間もないので「今日寒いですね~」などの気温や天気の話がだいたいですが(笑)

あとは、親子でリンクコーデをしていたり髪型が似ていたりなどすれば、そこに触れて話を掘り下げたりもします。

何がしたいのかと言うと、親御さんと楽しく会話することによって私(講師)は敵じゃないよ、と生徒にアピールしています。

自分の親が楽しそうに会話している相手なら、「大丈夫」って思いません?

親御さんも緊張されてると子供にもそれが伝わるので、生徒だけでなく親御さんともコミュニケーションを取ることを意識しています。

生徒をしっかり褒める

「Good job!」などの言葉だけでなく、両手を広げたりなど体全体を使ってたくさん褒めてあげましょう!

人見知りの子や恥ずかしがり屋の子は、自分が喋ったことに対する相手の反応が少し怖いと感じている部分があります。

笑われたらどうしようとか、見られてるのが嫌とか。

実は私自身も子供の頃、極度の恥ずかしがり屋だったのでわかります…。

だから、たくさん褒めてもらうことで、子供は自分のすること全てを肯定してもらえると感じられ、発話に繋がりやすくなります。

最初はほとんど何も喋ってくれないかもしれませんが、講師の指示通りに動いてくれた時などは、その行動をしっかり褒めてあげてください♪

音が鳴る玩具を使う

音が鳴るおもちゃもたまに活用していますよ。

叩くと「ピコッ」と音がするおもちゃのハンマーありますよね!実はこれ私の必殺アイテムなんです(笑)

どのように活用しているかお伝えしますね。

まず、レッスンでは毎回単語カードに触れた後、きちんと覚えているか確認するためのゲームをしています。

講師が言った単語が書かれているカードにタッチさせるのですが、人見知りの子はなかなか動いてくれなかったりします。

そんな時はこれ!ピコピコハンマ~!(ドラえもん風)

ピコピコハンマーでカードを「ピコッ」とタッチして見せると、どんな恥ずかしがり屋さんも手を伸ばして持ちたがるんですよー!

体育座りの封印はこれで解けます(笑)

アクティブなお子さんだと持たせるのは少し危険かもしれませんが、人見知り・恥ずかしがり屋な子にはちょうど良いアイテムです。

やはりいきなり発話させるのは難しいですから、まずはこういうおもちゃなどで体を徐々に動かしてもらってから発話に繋げていけると良いかな、と思います。

まぁ叩くと音が鳴るおもちゃなら何でもいいのですが、個人的になおすすめはこちらの危険度が低いピコピコハンマーでしょうか(笑)

ピコピコハンマーがないスクールもあると思いますが、あればぜひ活用してみてください!

個人で英会話教室を開かれてる方もぜひこれ採用でw

まとめ:保護者も巻き込んで発話しやすい雰囲気を作ろう

以上、人見知り・恥ずかしがり屋な子に発話してもらうコツをご紹介しました。

講師だけで頑張るのではなく、親御さんにも協力してもらいながらアプローチしていけると効果的です。

特に4歳以下くらいの小さい子供の場合は、しっかり親御さんを巻き込んだ方が良い場合が多いと思います。

親も子供に対して「どうにかして喋って欲しい、楽しんで欲しい」と絶対に思っているので協力してくれますから!

もし、「え、なんで私が…?」という親御さんがいた場合は、なぜ親を巻き込むのか丁寧に説明すると理解して協力してもらえることが多いですよ。

生徒が興味を持ちそうなものを講師は色々取り入れながら、親御さんと協力体制で発話に繋げられたら良いですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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