小芝風花の演技が「別人級に進化」と話題!2021年頃から突然変化した理由とは?

小芝風花の演技が変わったのは2021年!別人級の変化を時系列で調査の記事 芸能人
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小芝風花の演技に対するネットの反応が凄い!

NHK大河ドラマ『べらぼう』や7月ドラマ『19番目のカルテ』に出演する女優・小芝風花さんの演技力が話題になっているようです。

2025年現在の小芝風花さんの演技力について、世間では非常に高く評価されていますね!

小芝風花さんは作品や役柄ごとに全く違う表情や雰囲気を見せて、視聴者をドラマの世界に引き込むのが上手い、という声があがっていました。

自然な演技なのに感情の揺れがしっかり伝わってきて、「やっぱり上手いなぁ」と毎回思わせてくれる確かな演技力がありますよね。

どの役を演じても「小芝風花」ではなく、そのキャラクターとして自然に存在しているのも、小芝風花さんのすごいところだと思います!

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【結論】小芝風花の演技は2021年頃に明らかに変わった・・・!

小芝風花さんが「演技派」として本格的に認知され始めたのは、2021年以降のようです。

そのきっかけとなったのが、2020年から2021年にかけて放送されたドラマ『妖怪シェアハウス』および『彼女はキレイだった』です。

『妖怪シェアハウス』では、ホラー×コメディという異色ジャンルで、テンポの良いツッコミや表情豊かなリアクションを軽やかに演じ「コメディエンヌとしてのセンスが光っている」と高く評価されました。

ドラマ『妖怪シェアハウス』のアイキャッチ画像

ドラマ『妖怪シェアハウス』主演の小芝風花さん(出典:X

小芝風花さんのコミカルかつ愛らしい存在感も話題となり、いまでは“コメディエンヌ”として多くの作品で才覚を発揮中
引用元:https://getnavi.jp/entertainment/748437/

実際にその演技を動画で見てみましょう。

ソファから起きて、お岩さん役の松本まりかさんに「わ!」と驚く絶妙な表情と声のトーンでの演技がツボです(笑)

驚きの演技って一歩間違えるとわざとらしくなりがちですが、小芝さんは完全に素でビビった人に見えるんですよね~。

それって演技力が高くないとできないことですよね。

あと、妖怪4人を見て「ギャー!!」っと絶叫するシーンも振り切ってて好きです!w

大げさになりすぎず、それでいてコミカルさとリアルな恐怖が絶妙に混じり合っていて「こんな芝居できる人、意外といないな」と感じさせてくれましたよ。

さらに翌年放送された『彼女はキレイだった』では、初の王道ラブコメ主演を務められていました。

ドラマ『彼女はキレイだった』のアイキャッチ画像

ドラマ『彼女はキレイだった』主演の小芝風花さん(出典:X

ドラマ序盤は冴えない女子編集者、後半は洗練されたキャリア女性へと変貌する難しい役どころを自然に演じ分け、視聴者からは「演技の振り幅がすごい」「一気に感情移入できた」といった声がSNSで相次ぎました。

では、ドラマ『彼女はキレイだった』の小芝風花さんも見てみます。

先程の『妖怪シェアハウス』のコメディタッチの作品とは打って変わって、こちらは一転、シリアスで繊細なラブストーリードラマです。

登場人物たちの内面にじっくり寄り添うような構成で、笑いよりも心の動きを丁寧に表現することが求められるドラマだなと感じました。

「私の気持ち聞かずに、勝手に決めつけないで」というセリフ時の小芝風花さんの切ない表情がすごく自然で、苦しい感情がこちらにまで伝わってきますね・・・!

小芝風花さんにとって、明確なリアクションで魅せるコメディとは異なり、人の心の機微をどれだけ繊細に表現できるかが問われる、演技力の真価が試される作品だったのではないでしょうか。

このように、全く違うジャンルの主演ドラマを見事に演じ切った2021年前後が、小芝風花さんにとって覚醒の年となったことは間違いないでしょう。

つまり、小芝風花さんが「演技派女優」と呼ばれるようになったのは明確には2021年頃からと言えますね。

役柄の変化と演技力の幅広さで一気に信頼を勝ち取ったといえるでしょう。

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小芝風花はなぜ「演技派」と呼ばれるようになったのか?

小芝風花さんは、なぜ演技派女優と呼ばれるようになったのでしょうか。

その主な理由はこちらの3つです。

  1. デビュー当初は「素材の良さ」で注目、演技は発展途上
  2. 「泣き」や「怒り」の表現で感情の振れ幅が広がった
  3. 制作スタッフ側からの高い評価を得ていた

1つずつ詳しく見ていきましょう。

理由①デビュー当初は「素材の良さ」で注目され、演技は発展途上

小芝風花さんが女優として初めて注目を集めたのは、2014年公開の実写映画『魔女の宅急便』での主演・キキ役でした。

当時16歳で、フィギュアスケートから芸能界へと転身したばかりという異色の経歴もあり、若手の期待株として注目されました。

この映画で小芝風花さんはフレッシュな新人として話題となり、「キキ役の小芝風花ちゃん可愛い!」「笑顔が魅力的」といった演技力というより素材の良さに関する評価が目立ちました。

最大の魅力は、明るく元気で天真らんまんな笑顔。
引用元:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/148845/2

小芝風花さんのもともとのポテンシャルについて高い評価があがっている一方、2014年2月のインタビュー記事では、撮影中のエピソードをこのように話されていました。

清水(崇)監督には『作り過ぎないで』と言われました。『僕が選んだのは小芝なんだから、形を決めすぎると誰がやっても同じキキになっちゃう』
引用元:https://eiga.com/movie/78789/interview/

演技についてはしっかり指導が入っていたようですね!

さらに、翌年の2015年のインタビューでは、小芝風花さん自身も当時の演技力についてこのようにコメントされていました。

プレッシャーしかありませんでした(笑)。みんなの知っている“キキ”役だったので、私がキキでいいのかなと思うことが多かったんです。
引用元:https://www.oricon.co.jp/special/47704/

演じている「キキ」に自信が持てていない時期があったようです。

この時期、小芝風花さんが評価されたのは将来性や雰囲気の良さといったポテンシャル部分が中心で、演技力そのものについては「まだ発展途上」という位置づけだったと言えます。

しかし、その素材の良さがあったからこそ、業界内で次々とチャンスを与えられ、後の演技力の開花へとつながっていくことになります。

つまり、デビュー当初の小芝風花さんは「演技派」と呼ばれるような技術や表現力を完璧に備えていたわけではなく、むしろ伸びしろを前提に見守られていた存在でした。

ただその中でも、キキという純粋で前向きなキャラクターと、彼女の持つ雰囲気が奇跡的にマッチし「今後に期待したい新人女優」として確かな印象を残したのは間違いありません。

この発展途上だった時代があったからこそ、のちの成長と評価の変化がより際立つ結果になっているのです・・・!

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理由②「泣き」や「怒り」の表現で感情の振れ幅が広がった

女優の小芝風花さんが「演技派」として広く評価されるようになった理由の一つが、「泣き」や「怒り」といった感情表現の振れ幅が格段に広がったことにあります。

その進化が明確に感じられるのが、前述した2021年放送ドラマ『彼女はキレイだった』です。

この作品では、小芝風花さん演じる主人公・佐藤愛のコミカルで明るい面だけでなく、自己肯定感が低く自信を失っていた頃の繊細な心の揺れや、思いを抑えきれず涙を流すシーンなど、抑制と爆発のコントラストを巧みに使い分ける演技が視聴者の心をつかんでいました!

こちらの動画を見てみましょう。

「一人で抱え込まないでさ、思ってること全部話してよ」というセリフの時の、小芝風花さんの繊細な表情と震える声が、友情の痛みと切なさをリアルに伝えてくるなぁと感じました!

多くの視聴者が共感し、感動していたようですね!

また、2022年のドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』では、一見柔らかく可愛らしいキャラクターから一転、怒りや戸惑い、追い詰められた時の激情までを表現する難役に挑戦されていました。

視線の揺れや声のトーン、怒りの表情など、演技のディテールに格段の成長が見られたと、ドラマ評論家の木俣冬氏も「リアルサウンド」(2022年11月6日配信)で言及しています。

こちらも実際の演技を見てみます。

「テヘペロこつんこさんです」からの、小芝風花さんのイライラした表情と演技が最高&面白すぎですww

小芝風花さんが、このように怒りの表情で相手に詰め寄るキャラクターを演じるのは、これまでのイメージを良い意味で裏切る意外性を感じましたよね。

でもだからと言って違和感を感じるわけでもなく、とても自然に感じられましたし、むしろ安心感のある存在になっていました!

2022年までの間に小芝風花さんが演じられてきたキャラクターは「明るい」「まっすぐ」というタイプが多かったですが、『霊媒探偵·城塚翡翠』では主人公に振り回されて狼狽したりイライラしている姿を見事に演じられていました!

こうした役柄の幅広さと、感情の深みを視覚・聴覚的に説得力をもって表現できる力こそ、小芝風花さんが「素材の良さ」だけではなく、「演技力」で認められるようになった大きな転機と言えるでしょう。

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理由③制作スタッフ側から高い評価を得ていた

小芝風花さんは視聴者だけでなく、監督ら制作陣からも非常に高い評価を得ていたことがわかりました!

2022年のインタビューで小芝風花さんがこのようにコメントされていました。

過去にタッグを組んだ監督やプロデューサーから「もう一回君と仕事がしたい」と声をかけられることが多くなった
引用元:https://www.chunichi.co.jp/article/455487

もう一度一緒に仕事がしたい、と制作スタッフ側から声をかけられるってものすごいことですよね!

演技への真摯な姿勢や役への深い理解力、そして何よりも人柄の良さが、監督やプロデューサーの信頼を集めていったのだろうと思います。

こうした現場での信頼が積み重なった結果、小芝風花さんは主演として起用される機会がどんどん増えていったようです。

近年は主演作品が増加し、現在放送中のテレビ朝日系ドラマ「妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー」でも主演を務める。
引用元:https://www.chunichi.co.jp/article/455487

主演という立場は、単に注目されるだけでなく、演技の幅や表現力を試される重要なポジションです。

与えられる役のバリエーションも広がり、それに応える形で小芝風花さんの演技力もさらに磨かれていったのだと思われます。

こうして演技を披露する機会が増えれば増えるほど、その実力が広く世間に知られるようになり、「小芝風花=演技派女優」というイメージが徐々に定着していったと考えられます。

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共演者・演出家の証言から見る小芝風花が演技派になった証拠

小芝風花さんが「演技派」としての評価を確立した背景には、共演者や演出家からの高い評価が大きく影響しています。

小芝風花さんの演技力を裏付ける具体的な証言はこちらの2つのドラマで見ていきます。

  1. 『波よ聞いてくれ』(2023年/当時26歳)
  2. 『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(2025年/当時28歳)

では、1つずつ解説していきます。

①『波よ聞いてくれ』(2023年/当時26歳)

2023年放送のドラマ『波よ聞いてくれ』では、主人公・鼓田ミナレを演じ、失恋や仕事の失敗など、様々な感情を抱えるキャラクターをリアルに表現しました。

小芝風花さん自身のイメージとはかけ離れた金髪ヤンキー系のキャラクターでしたが、このドラマでの小芝風花さんの演技について、メディア文化評論家の碓井広義さんはこのように評価されていました。

ミナレが憑依(ひょうい)したかのような小芝の演技は見事で、主演女優賞級だ。早い時期の続編を希望したい。
引用元:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/324461

「演じるキャラクターが憑依していた」や「主演女優賞級」とは、最上級の誉め言葉だと思います!

いかに小芝風花さんの演技が、視聴者や業界関係者の心を動かしたかが伝わってきますよね。

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②『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(2025年/当時28歳)

小芝風花さんは、2025年の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で、伝説の花魁・瀬川を演じられています。

大河ドラマ『べらぼう』の花魁を演じる小芝風花さんの顔画像

大河ドラマ『べらぼう』の花魁を演じる小芝風花さん(出典:エンタメOVO

天真爛漫なイメージの小芝風花さんでしたが、こんなに大人っぽくて色気のある表情もできるのか!と放送開始した当時、非常に話題になっていました。

第9回の放送では、蔦重(横浜流星)との関係性が大きく動くクライマックスシーンで、心の機微を見事に表現されていました!

特に「どうやって幸せにしてくれるって言うのさ」という涙を浮かべながらも怒りを込めて放ったセリフからは、長年の思いが報われなかった悲しみや、蔦重の無計画さへの苛立ち、そして自分の未来への不安が凝縮されているような印象を受けました。

この複雑な感情を繊細に表現されているなと感じましたよ!

そんな小芝風花さんの『べらぼう』での演技は、チーフ演出の大原拓さんからこのように評価されています。

「期待通りというか、期待以上。恋愛面も含めて吉原の女性像のすべてを表現していただいた」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/96e5ad0e3f399e8507c159cabc84a92993ad9fb1

期待以上だと非常に高く評価されていますね!さらに・・・

「同時に彼女が出てくることによって画(え)が引き締まるというか。これってディレクターの表現で、申し訳ないのですが、画面が華やぐし、華やぐだけでなく引き締まって、ちゃんとまとまるっていうのは、彼女の魅力っていう部分が大きかったのではないかなと思っています。存在感ってものがやっぱり確かにあって、瀬川っていう人がいたんだな、という形を表現してくれた。それだけ大きな存在感があるからこそ、蔦重って人がちゃんと見えてくる。一人だったら見えないものが、同志がいる、ソウルメイト、共に歩んできた仲間がいることによって、唯一無二の存在がいることによって、蔦重という確固たるベースができる。そういったものが生まれたのは小芝さんのおかげかなって」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/96e5ad0e3f399e8507c159cabc84a92993ad9fb1

めちゃくちゃ大絶賛されてますね!

プロの演出家の方にここまで言わせるとは、小芝風花さんの演技がこれまで積み重ねてきた努力と確かな実力の上に成り立っていることの何よりの証拠ではないかと。

かつては「可愛い系女優」としての印象が強かった小芝風花さんですが、今や「演技派女優」として確固たる存在感を放っています。

これからも、小芝風花さんから目が離せません!

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